野市の寄り合い「ノ・ア・イ」(11/23)開催レポート


 
1/23(土)は野市の一品持ちとり寄り合い「ノ・ア・イ」を開催しました。
 
「ノ・ア・イ」の会場はいつも野市のマーケットを開催するYottecoから場所を移し、野市主催の明星ライブラリーの事務所にて。
 
「農と食、循環する暮らしの共有」でつながる様々な世代が集まってそれぞれが持ち寄った料理や飲み物を堪能しながらおしゃべりを楽しみました。
 
「ノ・ア・イ」は「野市」の座の中でもざっくばらんな飲み会のような交流のための寄り合いです。

出店者の畑で収穫した野菜のサラダ、「さっき採れたばかり」という人参や里芋をたっぷり使った煮しめ、自家製ケールのサラダ。
 
自家製かぼちゃのパウンドケーキ、紫芋のポタージュスープ、揚げたてサーターアンダギー自家製大根たっぷりのおでん。
 


 
絞りたてミルクの野菜スープ、キーウイなどなどがテーブルに並びます。
 
「今日は豊橋の山を登ってきました」という自然を愛する人。誰からということもなく自然にピアノを演奏する人。
 
こどもやさい自然農園の夢子さんのウクレレ伴奏で歌声喫茶。

 
六連の「自分を見つけるブックカフェ」の店主、工藤さんは星野道夫氏の「旅をする木」の一節を朗読してくれました。
 

 
それは、「もうひとつの時間」と題された章の中、星野さんとある人がアラスカの氷河の上で野営をしている時の会話で、心に強く残っているものなのだと教えてくれました。
 
私からは、そんな工藤さんの即興ピアノ演奏と一緒に先日亡くなられた谷川俊太郎さんの詩の中で最も好きな詩を朗読を。
 

 
「農」を文化として、その土壌から生まれる出会いや芸術、学びの中で暮らしを愉しみ、育っていけたら嬉しいです。
 
「FOLK」(フォーク)というと、昭和の頃の「フォークソング」を連想しますが「FOLK」には「人々」という意味があります。

特に同じ生活文化の中に生きる「人々」、民俗的な意味での「人々」です。
 
野市の「FOLK ARTS CLUB」。まさにそんな雰囲気に包まれた夜でした。
 
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
 

会の最後には 豆に暮らす野の暮らし研究所の聡子さんと一緒に高田 渡氏の「生活の柄」を演奏してお開きです。

 
さて、今週の土曜日11月30日は16:30〜19:00の時間で「野市」の『暮らしを耕す小さなマーケット』。この日は通常通り、会場はYotteco(店内開催)です。
 
皆さまのお越しをお待ちしています!

 

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